エディッション 8
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pm_qos
) インフラストラクチャーのサポートが追加されました。pm_qos
インターフェースは、現在サポートされている pm_qos
パラメーター (cpu_dma_latency
、 network_latency
、network_throughput
) のいずれか一つにドライバー、サブシステム、ユーザースペースアプリケーションによるパフォーマンスの期待値を登録するためのカーネルおよびユーザーモードのインターフェースを提供します。詳しくは、/usr/share/doc/kernel-doc-<VERSION>
/Documentation/power/pm_qos_interface.txt
を参照してください。
configure-pe
RTAS コールconfigure-pe
RTAS (RunTime Abstraction Services) コールのサポートが追加されました。
/proc/sysvipc/shm
ファイル (使用中の共有メモリー一覧を提供するファイル) に RSS (Resident Set Size—メモリーに常駐するプロセスの量) と swap サイズの情報が追加されました。
CONFIG_SERIAL_8250_NR_UARTS
パラメーターは、カーネルがサポートするシリアルインターフェースの最大数を定義します。Red Hat Enterprise Linux 5.8 では、32 以上 (最大 64) のコンソール接続に対応したシステムの CONFIG_SERIAL_8250_NR_UARTS
パラメーターの値が 64
に増えました。
/etc/kdump.conf
の blacklist
オプション blacklist
オプションを使用できるようになりました。このオプションは、モジュールが initramfs
にロードされるのを防ぎます。詳しくは、kdump.conf(5) の man ページを参照してください。
initrd
における fnic
および iscsi
のサポート initrd
) に fnic
および iscsi
のドライバーのサポートが追加されました。
/etc/kdump.conf
ファイル内で指定する必要がある点に注意してください。
ipr
が更新されて、SAS VRAID 機能が有効化され、新規アダプターの定義が追加されました。
megaraid
ドライバーがバージョン 5.40 に更新され、FastPath I/O が劣化した RAID 1 に対応するよう修正されました。
qla2xxx
4G および 8G ドライバーのファームウェアが、バージョン 5.06.01 に更新されました。
qla2xxx
ドライバーがバージョン 8.03.07.09.05.08-k に更新され、障害発生時にダンプ (ミニダンプ) をキャプチャーする ISP82xx のサポートを提供するようになりました。
qla4xxx
ドライバーがバージョン 5.02.04.00.05.08-d0 に更新されました。
lpfc
ドライバーがバージョン 8.2.0.108.1p に更新されました。
cciss
ドライバーが最新バージョンに更新されて、CCISS シンプルモードのサポートを提供するコマンドラインスイッチが追加されました
be2iscsi
ドライバーが更新され、pci_disable
デバイスオプションとシャットダウンルーチンをサポートするようになりました。
bnx2i
ドライバーがバージョン 2.7.0.3 に更新されました。
bfa
ファームウェアがバージョン 3.0.2.2 に更新されました。
bfa
ドライバーが更新され、以下の点が強化されました。
mpt2sas
ドライバーがバージョン 09.100.00.00 に更新され、お客様固有のブランディングのサポートが追加されました。
mptsas
ドライバーがバージョン 3.04.20rh に更新されました。
isci
ドライバーが更新され、ステートマシンインターフェースにタイプセーフが追加されました。また、Intel の次期チップセットがサポートも追加されました。
uIP
ドライバーがバージョン 0.7.0.12 に更新されました。
megaraid_sas
ドライバーがバージョン 5.40-rh1 に更新されました。
bnx2x
ドライバーファームウェアがバージョン 7.0.23 に更新され、新たな Broadcom 578xx チップをサポートするようになりました。
bnx2x
ドライバーがバージョン 1.70.x に更新されました。
bnx2i
ドライバーがバージョン 2.7.0.3+ に更新されました。
bnx2
ドライバーがバージョン 2.1.11 に更新されました。
cnic
ドライバーがバージョン 2.5.3+ に更新されました。
cxgb3
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
cxgb4
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
iw_cxgb4
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
netxen_nic
ドライバーがバージョン 4.0.77 に更新され、VLAN RX HW アクセラレーションのサポートが追加されました。
tg3
ドライバーがバージョン 3.119 に更新されました。
ixgbe
ドライバーがアップストリームバージョン 3.4.8-k に更新されました。
ixgbevf
ドライバーがアップストリームバージョン 2.1.0-k に更新されました。
igbvf
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
igb
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新され、エントロピーのサポートが追加されました。
e1000e
ドライバーがバージョン 1.4.4 に更新されました。
e1000
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
bna
ドライバーがバージョン 3.0.2.2 に更新され、Brocade 1860 AnyIO Fabric Adapter をサポートするようになりました。
qlge
ドライバーがバージョン 1.00.00.29 に更新されました。
qlcnic
ドライバーがバージョン 5.0.18 に更新されました。
be2net
ドライバーが最新のアップストリームバージョンに更新されました。
enic
ドライバーがバージョン 2.1.1.24 に更新されました。
nbd
ドライバーが更新され、I/O 操作にユーザーが設定可能なタイムアウト (NBD_SET_TIMEOUT
) が追加されました。
i810
グラフィックスドライバー (xorg-x11-drv-i810 パッケージで提供) が更新され、Ironlake 内蔵グラフィックスを統合した Westmere チップセットのさまざまなバグが修正されました。
mga
ビデオカードドライバーが更新され、ServerEngines Pilot 3 (Kronos 3) チップで高解像度がサポートされるようになりました。
--nosync
オプション--nosync
オプションが追加されました。--nosync
オプションを指定すると、クラスター化されたミラー化ボリュームを拡張しても、拡張後にボリュームは同期されないので、リソースを多大に消費する、空データの同期をスキップすることになります。
-r
/--resizefs
オプションを指定して lvextend
コマンドを実行すると、ext4 ファイルシステムが自動的にリサイズされます。resize2fs
で手動のサイズ変更を行う必要はなくなりました。
/etc/lvm/lvm.conf
の multipath_component_detection
オプションでオフに切り替えることができます。
/etc/sssd/sssd.conf
ファイル内で、以下にあげる新たな設定オプションをサポートするようになりました。
override_homedir
allowed_shells
vetoed_shells
shell_fallback
override_gid
/etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt
ファイル内にあります。
httpd
の connectiontimeout
パラメーターconnectiontimout
パラメーターが httpd
サービスに追加されました。このパラメーターを指定することにより、Apache を介して負荷分散を使用する場合に、クライアントに伝達されるタイムアウトエラー数が大幅に削減されます。
reload
オプションiptables
サービスに reload
オプションが追加され、モジュールをアンロード/リロードしたり、確立済みの接続を切断するすることなく iptables ルールを更新できるようになりました。
httpd
サービスの再起動httpd
サービスが自動的に再起動されるようになりました。
ssl_request_cert
オプションssl_request_cert
オプションが追加され、クライアントの証明書チェックを無効にできるようになりました。有効化されると vsftpd は、着信 SSL 接続に対する証明書を要求します (ただし、これは必須ではありません)。このオプション (/etc/vsftpd/vsftpd.conf
ファイル内) のデフォルトの設定は Yes
です。
改訂履歴 | |||
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改訂 1-0 | Thu Feb 16 2011 | ||
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